VMwareでマルチOS その1
 「Windows95,Windows98編」

     VMwareはWindows/Linux上で動作する、PC/AT互換機エミュレータで、使用することにより1台のパソコンに様々なOSを搭載することができます。
     今回は、WindowsXPマシンにVMwareを導入し、マルチOSにチャレンジしてみました。
     なお、VMwareですが、ここで説明するまでもないくらい有名なソフトですので、詳しい説明は省き、Guest OSのセットアップ時のトラブル対応についてご紹介したいと思います。

      [(参考)使用したパソコンのスペック]
      • CPU : Celeron 400MHz
      • RAM : 128MB
      • HDD : 10GB
      • Sound : C-Media CMI8738-4CH
      • Network : Realtek RTL8139
      • Host OS : WindowsXP Professional
      • VMware : version 3.2.0



    Windows95及びWindows98のセットアップ時のトラブル対応

      EMM386のトラブル
    • Windows95や98のインストールの終盤、仮想マシンが再起動した際に以下のメッセージが出ることがあります。
      EMM386 not installed - unable to set page frame base address.
      Press any key when ready...

    • 「何かキーを押してください」とのことですので押すと、画面が真っ黒になってしまいます。このような場合は仮想マシンをリセットしてF8キーを押し、「Windows95(又はWindows98) Startup Menu」を表示させ、「Safe Mode」で起動させます。
    • 起動したら「スタート」→「ファイル名を指定して実行」で「notepad c:\config.sys」と打ちます。
    • 青字の部分を追記して上書き保存します。
      device=C:\WINDOWS\EMM386.EXE RAM NOEMS
      devicehigh=C:\WINDOWS\jdisp.sys /HS=LC

    • 終了し再起動すると正常にインストールが継続されます。

      Windows95やWindows98のCD-ROMを認識しない
    • ドライバのインストール等の際にWindows95やWindows98のCD-ROMを入れているにもかかわらず以下の表示が出てインストールできない場合があります。

    • このような場合にはWindows95やWindows98のCD-ROMの中身を仮想HDD内の適当なフォルダにコピーしておき、以下の画面が表示された際、そのフォルダから読み込ませるようにするとうまくいきました。



    (参考)VMwareによる仮想マシン環境

     VMwareはパソコンの中に以下の仮想デバイスから構成される仮想マシンを構築します。ですので、デバイスドライバは実機のドライバではなく、これらの仮想デバイスのドライバを導入することになります。
      • 仮想CD-ROM
      • 仮想IDEハードディスクドライブ
      • 仮想SCSIドライブ
      • 標準PCIグラフィックアダプタ
      • 標準フロッピードライブ
      • Intel 82371 PCI Bus Master IDEコントローラ(プライマリとセカンダリーのIDEコントローラを含む)
      • BusLogic BT-958互換のSCSIホストアダプタ
      • 標準101/102キーボード
      • PS/2互換マウス
      • AMD PCNET Family Ethernetアダプタ(PCI-ISA)
      • シリアルポート(COM1〜COM4)
      • パラレルポート(LPT1〜LPT2)
      • Sound Blaster 16互換サウンドカード