LANカードの装着とOS/2 Warp Ver4のインストール

     IBMのOS/2 Warpは一般のショップではもう売られていませんが、「Ver3 Connectからネットワーク機能を装備」、「Windows3.1のソフトがWindows3.1よりも安定して使用できる」、「32ビットOSでWindows95よりも早く登場」というなかなか魅力的なOSでした。
     今回はPS/V Visionを我が家のLANに接続するため、LANカードを装着し、OS/2 Warp Ver4をインストールしました。なお、Upgrade版でしたが前バージョンは使わなくてもインストールすることができました。


    システムコマンダーのインストール

     今回はOS/2 WarpでWindows3.1のソフトが使用できるように設定しようと思いますが、OS/2 WarpはWindows3.1の優れたエミュレート機能を備えているものの完璧ではなく、TVチューナーの使用等はできません。そのためWindows3.1でシステムコマンダー(注)をあらかじめインストールしておくことにしました(インストール方法等についてはここでは特に説明しません)。
    (注)システムコマンダーはパソコンに複数のOSをインストールしている場合、起動時にどのOSを立ち上げるのか選択するためのソフトです(OS/2 Warpには入っていませんので別途用意する必要があります)。もちろん同等のソフトでも構いません。

    LANカードを装着する

     PS/V VisionにはISAスロットしかありませんので、ISAでしかもOS/2 Warpが認識する(もしくはメーカーがOS/2用のドライバを提供している)LANカードを選択する必要があります。今回は3com Etherlink IIIを使用しました。

    OS/2 Warpのインストール

     インストール先はCドライブ(ちなみに、Cドライブには既にWindows3.1がインストールされています)にしました。なお、説明の中で出てくる、ディスケットとはフロッピーのことですし、ワークステーションとは今インストールしようとしているパソコンのことですのでご注意を。
    • PS/V VisionにOS/2のインストールディスケットを入れて起動します。
    • OS/2のインストール開始画面が表示され、ディスケットの1や2、CD-ROMを入れるように指示がされたら、その都度ディスケットやCD-ROMを入れてEnter。
    • ようこそ!の画面でEnter。
    • 1.基本インストールと2.拡張インストールのどちらかを選択しますが、ここでは「1.基本インストール」を例に説明します。
    • 「1.5576系または106キーボード」、「2.101キーボード」、「3.AXキーボード」のうちからキーボードを選択します。
    • 「Cドライブに対してインストールを開始します」という警告が表示されます。インストールを続行するのでEnter。
    • インストールが開始します。
    • 「ディスケットを取り除いてEnter(改行)キーを押し、ワークステーションを再起動してインストールを続行してください。」と表示が出るのでディスケットを取り出してEnter。
    • パソコンが再起動します。システムコマンダーがインストールされている場合はこの時にOS(OS/2 Warp)の登録を行います。
    • システム構成の画面が表示されるので環境に合わせて適宜設定します。
    • 活動のタイプの画面が表示されます。
      活動のタイプを選択すると、必要なネットワーク機能サービスがインストールされます。サービスを個別に選択したい場合は、すべてのサービスから選択するオプションを選択してください。
      ●以下のためのサービスをインストールする
       □インターネットにアクセスする
       □LANに直接接続する
       □モデムを介してLANにリモート接続する
      ○すべてのサービスから選択する

      今回はモデムは使わないので「インターネットにアクセスする」と「LANに直接接続する」にcheckを入れて「次へ」をクリックします。
    • ファイルおよび印刷クライアントの画面が表示されます。
      ファイルおよび印刷クライアントを使用すると、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)を使用して、OS/2 Peer、OS/2 Warp Server、MicrosoftNTおよびWindows95を稼働するワークステーションと、ファイルおよびプリンターをアクセスおよび共用できます。
      ファイルおよび印刷クライアントをインストールしますか?
      ○インストールする
       □共用のインストール
      ●インストールしない

      今回は「インストールする」を選択し、「共用のインストール」にcheckを入れて「次へ」をクリックします。
    • ワークステーション名の指定の画面が表示されますので固有なワークステーション名とワークステーションの説明を入力して「次を」をクリックします。
    • ドメイン名の画面が表示されます。
      いっしょに作業するユーザーは通常、同じドメイン名を使用します。たとえば、1つの部門のメンバーは同じドメイン名を指定する方が、共用資源に簡単にアクセスできます。
      「次へ」を選択して表示されているドメイン名を使用するか、別の名前を入力してください。

      デフォルトでは「IBMPEERS」というドメイン名が表示されていますので、適切な名称に変更して「次へ」をクリックしてください。
    • デフォルト・ユーザーIDとパスワードの画面が表示されます。
      ファイルおよび印刷クライアント用のユーザーIDとパスワードを指定してください。確認のため、パスワードは2回入力してください。

      ユーザーIDとパスワード(2回)を入れ、「次へ」をクリックします。
    • ユーザーIDとパスワードの記録の画面が表示されます。
      ユーザーIDとパスワードを記録紙保管してください。この情報は、インストールの完了後、ファイルおよび印刷クライアントにログオンするために必要です。

      ユーザーIDとパスワードをメモしたら「次へ」をクリックします。
      設定のツボ
      • ユーザーIDは2〜5文字程度にしておいた方が良いです。
      • パスワードですが、Windowsパソコンとファイル共有する場合、「共有」のパスワードと同じくする必要があります。

    • NetWare Client for OS/2の画面が表示されます。NetWare Clientをインストールするか聞かれますが、今回はインストールしないので「インストールしない」を選択して「次へ」をクリックします。なお、「モービル・オフィス・サービス」、「システム管理クライアント」、「リモート・アクセス・クライアント」の画面が表示された場合も「インストールしない」を選択します。また、「TCP/IP」の画面が表示された場合は、LAN環境に応じた値を入力してください。
    • ISAネットワーク・アダプター・ソフトウェアの選択の画面が表示された場合は、ネットワーク・アダプター・スイッチの設定を工場出荷時のデフォルトから変更していなければ「ハードウェアの設定を変更していない」を選択してください。
    • アダプターの確認の画面が表示されます。自動的にLANカードの検出が行われ、「3Com EtherLink III Family OS/2」と表示されました。「次へ」をクリックします。
    • インストールを開始しますの画面が表示されますので「インストール」をクリックします。
    • 後は指示に従い、再起動してください。インストールが行われます。