| 中古PC普及に指針(その1)
平成17年5月9日の日経産業新聞に「中古PC普及に指針 JEITAなど、4項目で」という記事が掲載されました。
中古パソコン市場が2004年度に前年度比14万台増の約100万台弱と拡大している一方で、セキュリティーなど課題が浮かび上がっているのに対応し、電子情報技術産業協会(JEITA)、日本コンピュータシステム販売店協会(JCSSA)、日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会(JPSA)の3団体が「中古パソコンの安心・安全な普及に関するガイドライン」を策定したとのこと。
早速、のぞいてみました。
中古パソコンを手に入れるにはオークションで入手、友人などからの譲渡などありますが、このガイドラインはパソコン販売店での買取・販売をモデルケースとして取り上げ、中古パソコン市場での各プレーヤー(パソコンメーカー、中古パソコン販売店、ユーザー)に理解して欲しいことをとりまとめています。
課題は4点です。
- セキュリティ
要は「自分のパソコンを売りに出すときに、データ消去やパスワードの解除をしないといけませんよ」ということが書かれており、ユーザーには「ちゃんとやってね」、そして販売店には「買取時に確認してね」ということが書かれています。
[私の意見]
確かに個人情報の漏洩など、気をつけなければなりません。
ただ、HDDのデータを「復元」できないほどに消去するのは簡単なようで意外と手間のかかるものです。専門のソフトが売られているくらいですし。
昔、企業の展示会に行ったときに、HDDの中身を二度と取り出せなくする技術を売り物にしている会社のブースがあるというので行ってみると、HDDを「ハード的」に破壊するということをしていました。確かに納得。「完璧ですね」という私の言葉に社長もご満悦の表情を見せてくれました。
話がそれました。HDDの中を消し去るにはきちんとした理解が必要となります。これもJEITAのサイトですが「パソコンの廃棄・譲渡時のハードディスク上のデータ消去に関するご注意」が参考になるのでご覧いただければと思います。
- 製品の耐用年数
要は「パソコンの部品には消耗品もありますし、各々寿命があるんですよ」ということが書かれており、メーカーには「いつまで部品を保有しているか調べられるようにしてね」、販売店には「保証の内容やパソコンに消耗品が入っていることを分かるようにしてね」、そしてユーザーには「保証内容などを確認してね」などということが書かれています。
[私の意見]
HDDやノートパソコンのバッテリーは中古で買う以上、「消耗」していても不思議ではありません。早々と電源がダメになることもあります。
あまり詳しくない方においては「パソコンに入っている部品には寿命があるんだ」ということを理解することが、まずは重要なことだと思います。
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