パソコンのスペックとWindowsのバージョン

    はじめに

  • パソコンはのせるOS次第で、操作が快適になります(参考.OS別 動作環境)。購入した中古パソコンがどのバージョンのWindowsなら快適に使用できるのか、どのバージョンのWindowsまでのせられるのかを考える必要があります。


    各Windowsが動作する最低限のスペック

  • Windowsを動かすために必要な最低限のスペックは、以下の表のとおりとなっています。

    Microsoft公式のスペック(Windows95〜XP)

    プロセッサ
    (最低)
    最低メモリ
    容量
    推奨メモリ
    容量
    最低HDD
    容量
    Windows95i486SX以上8MB12MB75MB
    WindowsNT
    Workstation
    i486/25MHz16MB
    165MB
    Windows98i486/66MHz16MB32MB220MB
    Windows98
    Second
    Edition
    i486/66MHz24MB
    355MB
    WIndowsME Pentium
    150MHz
    32MB
    295MB
    Windows2000
    Professional
    Pentium
    133MHz
    64MB
    650MB(*)
    Windows2000
    Server
    Pentium
    133MHz
    128MB256MB1GB(*)
    WindowsXP PentiumU
    300MHz
    128MB
    1.5GB

     ※インストール時に2GBの空き容量が必要。

  • ただし、Microsoftが示すスペックは「動くか動かないか」であって、例え「推奨」とあっても「快適に使えるか使えないか」は別問題です(だいたいMicrosoftの数値の1.5〜2倍が良いと言われています)。


    過ぎたるは及ばざるがごとし

  • それでは、1GBのメモリを搭載したマシンにWindows95をインストールしたら快適に動作するのでしょうか?実は動作しません(起動しません)。それぞれのバージョンでは最大メモリ容量が決まっているので、それを越えないないよう注意する必要があります。

    最大メモリ容量
    Windows95756MB Windows2000
    Professional
    2GB
    Windows98SE756MB Windows2000
    Server
    4GB
    WindowsME756MB Windows2000
    Advanced
    8GB
    WindowsNT
    WorkStation
    2GB WindowsXP
    Home
    4GB
    WindowsNT
    Server
    4GB WindowsXP
    Professional
    4GB


  • Windows95/98/MEについては、上限は756MBですが、512MB以上搭載すると、Windows起動時に「Windowsを初期化するのに十分なメモリがありません」と表示されたり、DOSプロンプト起動時に「プログラムを実行する十分なメモリがありません」と表示され起動できないことがあります(対処方法等詳しくは「Windows.FAQ ウィンドウズ処方箋」を参照)。
  • 日経WinPC(2001年11月号)に、メモリ128MBを基準にして256MB、512MBとメモリ搭載量を増やした場合のWindowsMEとXPのベンチマークテスト結果が掲載されていました。MEは256MBでも512MBでも、計算処理、描画処理、ファイル処理においてパフォーマンスが向上しなかった(XPは向上した)という結果が出ています(ベンチマークテストなので、テストの環境によっても左右されますが)。
  • Windows95/98/Meは256MBを越えると動作が不安定になるという話も聞いています。このように、メモリを積んであっても効果がない又は逆効果の場合もあるということで認識してください。


    Windowsプレインストール版のパソコンのスペック

  • それでは、パソコンメーカーのWindowsプレインストール版のパソコンのスペックを見ることにします。メーカーは消費者のニーズに合わせ、一つのシリーズでも、スペックは落ちるものの安いタイプと、ハイエンドの高価なタイプを用意します。つまり言い換えれば、その幅はWindowsが「使えるスペック」から「快適に使えるスペック」を表していると言えます。
  • 以下の表は富士通(DESKPOWER)、日本IBM(Aptiva)、EPSONの3社のスペックを元に最小値と最大値を表したものです。

    Windowsプレインストール版のスペック(Win95〜2000)
    OSCPURAMHDD
    Windows95100〜333MHz8〜64MB850MB〜4.3GB
    WindowsNT233MHz〜1GHz32〜64MB2〜15.3GB
    Windows98233〜600MHz32〜128MB3.2〜12GB
    Windows98SE433〜800MHz64〜128MB4.3〜40GB
    WindowsME550MHz〜1.5GHz64〜128MB20〜80GB
    Windows2000450MHz〜1.2GHz64〜128MB5.1〜80GB

    ※CPUはクロック数だけ記載、HDDはフォーマット前の数値

  • 詳細については、「OSプレインストール版パソコンのスペック」をご覧いただければと思いますが、この表をご覧いただくだけで、パソコンのスペックに応じてどのWinodwなら操作が快適になるのか、おおよその傾向がお分かりいただけるのではないかと思います。