謎のマシンに遭遇

     行きつけの中古パソコンショップに行ったところ、目立たない棚の上に見慣れない機器が何台か置いてありました。
    CASIO NT-700M20

    ・何のためのマシンなのか不明です。
     DOSのFDで起動します。
    ・386SX 25MHz。
    ・HDDはありません。
    ・モニタは白黒(STN)です。
    ・キーボードは付属しません。PS/2で接続できます。
    ・タッチパネルがついていますがドライバが入手できないためFD起動と画面表示のみ確認しています。
    ・メモリは2MBとのことですが、1MBしか使用できないようです。

     正確ではありませんが、だいたいこのようなことが商品説明に書かれていました。
     値段は税込みで497円。
     「いったい、これは何?」と思いつつも、抑えがたい衝動により購入してしまいました。

    まずは外観をCHECK

     10インチのディスプレイ(タッチパネル)とプリンタがあり、POWERスイッチの他にFEEDボタンがあります。


     裏面ですが、TELとLINEと書かれたモジュラージャックがあります。どうやらモデムを内蔵している模様。


     電源とキーボード(PS/2)のほか、COM1、COM2、COM3があります。


     PCMCIAのスロットが2つあります。FDDは1つです。


    中身をCHECK

     中身はどうなっているのでしょうか。開けてみたところ、バッテリが入っていました。残念ながら使えませんでしたが。
     開くとき、「HDDのコネクタがあればいいな」と思っていたのですが、ありませんでした。もちろんHDDを取り付けるスペースもありません。



    電源を投入

     キーボードを接続し、POWERスイッチを押したところ、正常に起動しました。FEEDボタンを押すとプリンタのロール紙が出てきます。FDを読むこともできました。とりあえず正常に動作するようです。

    ネットでCHECK

     いったいこのマシンは何なのでしょうか。まずはCASIOのサイトに情報はないかと探しに行きましたが、機器に関する情報は得られませんでした。ただ、NT-700は「Handy Terminal」として分類されており、何となくこのマシンの素性が明らかになったのでした。
     ほかにgoogleで検索してみると次のような情報がありました(かろうじてキャッシュで残っていました)。
    CASIO NT-700

    FDD、 サーマルプリンター内臓のDOS/Vマシーンです。
    CPU 32ビット25MHz、RAM 2MB、10インチモノクロ液晶(640×480ドット) 
    タッチパネル分解能 80×100、サーマル漢字プリンター (用紙規格 VT−391PR)
    3.5インチ2モードFDD1基、PCMCIA 2スロット、RS232C 3ポート(コネクター 9ピン、ミニDIN)
    モデム(V26bis、V22bis、V23)ボード内臓

     正直、これだけでも情報としては有り難いです。
     それにしても、このマシン、業務用(一般人が使用することを想定していない)で、デバイスドライバもありませんし、FD起動しかできません。しかも386マシン!この過酷な条件でどのような「活用策」を見いだすか・・・今までにないチャレンジになりそうです。