ジャンクノート復活計画

     中古屋さんで部品取り用のジャンクノートを探していたところ「apricot NS」が500円で売られていたので買ってきました。マウスはもちろんですが、電源もHDDもありません(メモリはありましたけど)。
     ですがいざ部品を取ろうと思ったところ、その部品が流用できないことが分かり、結局、部品取りはやめることにしました。ではこの500円ジャンクノートはどうしましょうか・・・ということでしばし考え、再び現役に復帰していただくことにしました。ちなみにスペックですが、CPUは486DX2/50MHz、メモリは12MBです。


    ACアダプターを購入

     まずはACアダプターを手に入れなければなりませんが、本体の電源接続部が「丸の中の中心からずれた位置に穴が3つあいている」という変わった形でして、自宅の余っているACアダプタにも該当するものがありませんし、中古屋でも探しましたがありません。そんなことで何もできない日々が続きましたが、ある時、ネットオークションで売られていた「日立のACアダプター PC-AP4300」がapricotNSにも使用できることが分かり、早速購入しました。
     送られてきた物はかなりくたびれた感じの物で、試してみたところうまく通電できません。テスターで測ったみたところコンセントからACアダプターのボックスに入るまでのケーブルが断線しかけている模様。そのため、家の中にあった手頃なケーブルをボックスにつないでなんとか通電することができました。


    HDDを取り付ける

     360MBのHDDを取り付けました。これでとりあえずハード面の環境が整いました。


    謎のWARNING!

     ここで電源を入れると・・・以下のような謎のWARNINGが表示されました。
     WARNING !
     No space reserverd for suspend mode !!
     Please execute the ASTDK utility before using the suspend mode.
     Otherwise, only standby mode can be achived.
     Please <ENTER> to exit.
     「suspend mode用のスペースがありません。suspend modeを使う前にASTDKユーティリティを実行してください。そうでなければ、standby modeのみ使ってください。」という意味のようです。

     FD起動は問題なく行えますし、FD起動時のHDDのフォーマットやDOSインストールも問題なく行うことができます。ただ、HDDで起動しようとすると必ず上のWARNINGが表示されて起動しません。

     いろいろと悩み、情報を集めたところ、Canonのノートで同様の現象が起き、ACERのユーティリティーで修復できたとの情報がありました。apricotは三菱だし、BIOSのメーカーも違うようですが、試してみることにしました。
     まずは別のパソコンでACERのサイトから「350-UTIL.EXE」をダウンロードし、空きFDにコピーします。
     起動用のFDでapricotを立ち上げます。
     apricotに適当なディレクトリを作り、FDを入れ替えて350-UTIL.EXEを今作ったディレクトリにコピーします。そして350-UTIL.EXEを実行すると、様々なファイルが解凍されます。その中の一つにASTDK.EXEがありますのでcreateパラメータをつけて実行します。ファイルサイズもそこで指定しますが、今回はメモリ容量と同じ量を確保しました(例えば12000kBの領域を確保する場合は「astdk /create=12000」とします)。
     正常に終了すると「reserved size」が表示されます。

     再起動すると先ほどのWARNINGは表示されなくなりました。
     この後、FDISKで全HDDの領域を基本DOS領域に確保し直し、フォーマットも改めて行いましたが、WARNINGは表示されませんでした。
     とりあえずこれで先に進めるようです。